物価高の逆境に勝つ方法【田村祐一】



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最近の私の趣味に「料理」があります。

コロナ禍であったこともあり家から出ない時間が増え、
その分自炊することが多くなったことが要因です。

自炊していると必然的にスーパーに行くことが多くなるのですが、
ここ最近すごーく気になることがあります。

それは、商品の値上げラッシュです。

スーパーでの買い物で、自分が想定している値段よりも
買いたい商品の値段が高いと、かなりモヤモヤします。

ひと昔前の10個入り卵と言えば「100円台」が基本でしたが、
直近では300円だったりします。

たった200円と言われればそれまでなのかもしれませんが、
正直この値上げは自分にとってはかなり大きいです。

株式投資では日々数万円の負けや、
それ以上の2桁の負けがあってもあまり気にしないのですが、
なぜかスーパーの買い物価格はめっちゃ気にします。

値上げの原因としては、

原材料価格の上昇(小麦・大豆等)
原油高(輸送費用の急騰、生産コスト高)
円安進行(輸入価格の高騰)

当たりが挙げられます。

ニュース番組でも、毎日と言っていいほど
有名企業の人気商品の値上げのニュースが報道されています。

ロシアのウクライナ侵攻による原材料価格や原油高は
当面続く可能性が高いでしょうし、

米国の利上げはペースの早い遅いはあるにせよ、
段階的に利上げされていくことは決まっており、
円安が解消する見込みも薄めです。

そんなこともあり、2023年も
商品の値上げラッシュは続く可能性が高いでしょう。

インフレが進んだとしても、給与が上がれば問題ないのですが、
実際に上がるのかは正直未知数ですね。

ファーストリテイリング(9983)は従業員の年収を引き上げましたが、
それが中小企業にまで及ぶかと言われれば、難しいですよね。

ですので、いち投資家である私は、
この物価高の逆境に勝つために、株で元を取りたいと思います。

株で勝てば、スーパーの会計値段が多少上がっても気にしなくなるでしょう。

インフレが進んだときに株価が上がりやすい銘柄としては、

(1)商社・資源関連株
(2)生活防衛関連株

の2種が代表的でしょう。

商社や資源関連株は、取り扱っている商品がエネルギーや食品等であり、
インフレがそのまま業績の拡大につながりやすい銘柄です。

価格の上昇に伴い利益を便乗で上乗せしやすく、
インフレの恩恵を最も享受しやすい銘柄です。

そして、生活防衛関連ですが、
コチラは直接的にインフレの恩恵を受ける銘柄ではないです。

インフレによって消費者の財布の紐が固くなる中で、
インフレにあらがって価格を据え置きにしてくれていたり、
もともと値段が安い商品を提供してくれる企業です。

少しでも生活費を抑えたい人の味方の企業は、
インフレが進む中で人気となり、業績が拡大しやすいです。

100円ショップを運営している企業や、
業務用スーパーとか、低価格の飲食店とかがはやりそうです。

モノの値段が急速に上がってきている分だけ、
企業業績に与える影響も大きく、
2024年期の企業業績はインフレによって大きく左右しそうです。

今のうちからインフレで恩恵を受けられる企業に目をつけておけば、
自分のスーパーの買い物代くらいは元がとれそうですね。

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。