長期的な株価の予測【korosuke】



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korosukeです。

日本株が上昇してバブル後の最高値を更新したことでいろいろなメディアが盛り上がっています。

youtubeを流してみていると、いろいろな株の特集が組まれた番組が出ていて、今年年末の株価はどうなるか?を討論するような番組がやっていました。

著名な方々が、持論を展開していて、年末バブルで株高になるという人もいれば、世界株安が来て大暴落するという人もいたり、全く真逆の意見が出ていて面白いなと思いました。

なぜそのように意見が大きく分かれるかと言えば、将来のことは誰にも分らないからと言えばそれまでなのですが、時間軸が大きな要因だと思います。

年末の株価だどうなるか?を考えたときに、あと半年近く先のことになるため、それまでに、FRBが利上げをするか、アメリカ経済の悪化が深刻になる、日本は円安で物価上昇し経済が悪化、日銀が金利を引き上げる、為替介入する、など、いろいろな可能性が考えられます。

その様々な起こりえる可能性のどれかをピックアップしてそれをもとに株価はこうなると考えるので、ある意味仮定を決め打ちした上での予測をしているからこのように意見が分かれるのでしょう。

 

では、例えば、これが明日の株価がどうなるか、あるいは、もっと短く10分後の株価はどうなるか、と時間軸を短くしてみるとどうなるでしょう?

今から10分後に、FRBが利上げをする可能性は極めて低いでしょうし、10分後に日銀が金利を引き上げる発表をすることや、実体経済が10分後に悪化して暴落することもないでしょう。

つまり、時間軸を長くすることでいろいろな変動要因が出てくるため、それによって株価が上にも下にも行く可能性がでてきてしまうと言った方がいいかもしれません。

長期投資を前提としている投資家が多いということと、そのようないろいろな意見が出て議論が活発になるという意味で、番組としてはそのような長期的な株価の予測をする方が合っているのでしょう。

もちろん、その通りに当たれば大きな利益にはなるでしょうし、長期投資で大きく利益を出している投資家もたくさんいるので、それはそれでいいのかと思います。

しかし、やはり将来何が起きるかは誰にもわからず、それが時間軸が長ければ長いほど変動要因が増えリスクが高くなるというのが私の持論で、日中だけのデイトレのように保有時間をできるだけ短くする短期売買の方が変動要因が少なくリスクが低くなるため、自分には合っていると思います。

 

たとえば、競馬でもレース前に予想するといろいろな可能性が考えられゴール時点を予想するのは難しいですが、ゴール前10mの時点から予想すれば、ほぼその時点から大きな変動はなくその時の状態で決まるでしょう。

もちろんそれによってゴール前10mから予想した場合当たったとしてもリターンは小さいものになるでしょうが、そのようなリスクを抑えている分、ローリスクローリターンになるのは仕方ないでしょう。

それでもリスクが小さく、小さいリターンをコツコツ積み上げればいいので、堅実路線の人にはデイトレのような短期売買は合うかとは思いますが、大きく利益を狙いたい、ハイリスクハイリターンを目指す人には長期投資が合っているかもしれません。

このリスクとリターンのバランスと短期、長期の時間軸がどちらが合っているかは、人によって全然違ってくるので、何が正しいというのはありません。自分に合った投資スタイルを見つけることがスタート地点になるので、一度振り返ってどちらが合っているか見つめ直してみるといいでしょう。

 

ーkorosuke

 

 

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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