大衆と逆を行く【korosuke】



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korosukeです。

お盆休みも終わりましたが、今年はコロナ明けで久しぶりに海や山といろいろと出かけることができて夏らしい休みを過ごすことができました。

台風が近づいてきたのでどうなることかと思いましたが、ぎりぎり大きな天気の崩れはなく、いいタイミングで行って帰ってこれたのでラッキーでした。

お盆を休みにとって車で出掛けるのは久しぶりだったのですが、おそらく混むだろうと思って早めに出ようと思って朝の7時前に出ました。

Googleマップでも渋滞はしていなかったので大丈夫だろうと思って出たのですが、だんだんと走っていくうちに混んで渋滞してきて完全に渋滞地獄にはまってしまいました。

 

サービスエリアにも行けず、3時間近くのろのろと少しずつしか進めない状態が続き、目的地に着くまでに相当疲れてしまいました。

なぜ、どんぴしゃで渋滞にはまってしまったのか、と考えると、多くの人が出発しやすい時間が8時から9時くらいだと考え、7時前に早めに出たのですが、それが皆同じことを考えていて、結果的に被ってしまったのかと思います。

 

大衆心理と逆を読んで行動したつもりが、まんまと大衆と同じ行動をとってしまったのでした。

事前にもっと調べておいてどの時間帯が混みやすいかなど数日前から見てデータを取っておくべきだったと思いました。

いろいろと考えても仕方ないので、これは来年のためのデータとして忘れないように覚えておこうと思います。

 

相場も同じで、多くの方が感じているとは思いますが、大衆と同じ方向に進むと大抵良い結果にはなりません。

道路を通行できる車の量が限られているように、相場は完全ではありませんがゼロサムゲームに近いものがあるため、全ての人が勝てるようにはできておらず、一部の人が勝ち、その他多くの人が負けるようになってしまいます。

バブル相場の時のように市場に新しい資金が入ってくるようなときは、持っているだけで多くの参加者が勝てるときはありますが、そのような相場は10年に一度くらいでめったにはありません。

基本的には、買い手と売り手がいて、そのどちらが勝つかによって株価が動いており、上がった場合は買っている人が利益となり、一方で売っている人がそれと同じ損を出していることになります。

さらに大きな目線で相場全体を見ると、個人投資家に対して大きな資金を市場で動かしているのはプロの機関投資家で、彼らプロが勝つとしたら、その裏では誰かが負けていることになります。

もちろん、機関投資家の中でも勝っているところと、負けているところがでてきますが、それ以上に多くの個人投資家が負けることになります。

逆に言えば、個人が考えているポジションを読んで、それと逆に動くように大きな資金を持った人たちが相場を動かしていると言ってもいいかもしれません。

 

大衆と逆に相場が動く、というのはある意味自然なことでもあり、勝つ側に回るには今多くの個人投資家がどのように考えているかを知っておくのがそのバロメーターになることがあります。

TwitterやYoutubeなどで個人投資家のポジションや予想を見ていると、そのように今個人投資家全体としてどのように相場を見ているかが見えてくることがあります。

 

夏枯れ相場で少し軟調な地合いが続いていますが、SNSでよく見かけるのは、FXでドル円をショートして踏みあげられているトレーダーがかなり多いです。

そのような人がロスカットされるようになってきたところが相場の転換点になるかもしれません。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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