ここで損切りできないと致命傷に?【korosuke】



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korosukeです。

早いものでもう10月に入り今年も残り1/3となりました。

今年のここまでの日経平均の動きを振り返ってみると年初から6月までは強い上昇トレンドが続いていました。

バブル崩壊後の最高値を更新する、大きな上昇となりましたが、その後は夏枯れ相場もあって上昇は一服となり、横ばいのレンジ相場が続いています。

上昇トレンドから横ばいのレンジが3ヶ月近く続いたので、そろそろこのレンジを抜けた方向に次のトレンドが発生し、年末まではそのトレンド方向に動きが続くでしょう。

トレンドフォローでいくなら今は次の仕掛けの待ち状態になりますので、様子見する場面かと思います。

一方でレンジ相場なので、レンジ下限まで下げたところでは買い、上限まで上がったところでは売り、と逆張り狙いではこの3ヶ月の相場は取りやすい流れだったと思います。

このように全体相場がどちらにトレンドが発生しているのか、レンジ相場なのか、によって機能する戦略が変わります。

最近の相場は使っている戦略は何か調子が悪いとか、最近は調子が良いと感じるかと思いますが、全体相場と戦略のロジックを理解しておくことは必要だと思います。

もちろんシステムトレードではそのような相場の細かいところは知らなくてもバックテストで優位性が得られていれば、あまり影響はないかもしれません。

怖いのは裁量トレードで直近3ヶ月は逆張りでうまくいっているので、同じように逆張りを続けていくことです。
これはあくまでレンジで動いている局面だから機能しているのであって、いずれレンジを抜けてどちらかに大きなトレンドが発生します。
その時に、そのような相場の変化に気づかずトレンドに逆らって逆張りすると大きくやられてしまいます。

それだけならまだしも、レンジ相場で逆張りの勝ちに慣れてしまい、トレンド相場に変わってマイナスが出始めた時に、気づいて損切りできれば良いですが、少し待てば戻ると考えてナンピンをしていくと更なる地獄にはまっていきます。

このような転換点で損切りできないと致命傷になるので、損切りが重要というのはこのことですが、裁量で悪戦苦闘しているトレーダーはここで損切りできずにナンピンしている場合が多いです。

それ以前に、なぜ勝っているか、負けているか、今の戦略のロジックは?を理解しているかどうかがさらに重要になります。

損切りできないとしたら、これがわからず額面上の損失だけを見て躊躇しているからなのかと思います。

週末や月末など、節目のタイミングでゆっくり相場と戦略を眺めて、振り返りをしてみるといいでしょう。

 

ーkorosuke

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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