デイトレの時間軸



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korosukeです。

デイトレというと一日の中でエントリーからイグジットまで行い、翌日にポジションを持ち越さない、というトレード方法になります。

その中でもシステムトレードでよくあるデイトレは、寄り付きで仕掛け、ザラ場の終わり(引け)で決済するような時間軸でのトレードになるかと思います。

つまり、日足チャートでみたときに、陽線が出るか、陰線が出るかを見極めるトレード方法と言ってもいいかもしれません。

スイングトレードや中長期保有するトレードをする人から見れば、一日でトレードを完結させるデイトレは時間軸が短すぎて合わない、リスクが高い、というように思うかもしれません。

この辺りは、トレードスタイルと保有期間、ドローダウン、など、それぞれの考え方によって決まってくくる部分が大きいと思います。

私は、デイトレ派でほとんどが持越しをしない一日完結のトレードですが、そうなってしまったのは、持越しに対するリスクの考えからきています。

持ち越したことで夜間に米国市場が動いている中、その結果次第で翌日の寄付きから大きく下げたり、上げたりすることがありますが、そのような時にすでに日本市場は終わって取引はできないため、何もすることができず見守ることしかできません。

そのような何が起きるかわからない中で持ち越すこと抵抗があったため、持越しをしないデイトレが自分にはしっくりきて合っていると思っています。

ただ、このデイトレの期間については、寄り付きから引けでトレードするということで分かりやすかったため、それでトレードをしていました。

しかし、自分のトレード環境が昨年から大きく変わり、場中もチャートや値動きをみることができる環境になりました。

そこで、さきほどのデイトレなら、寄付きとその日のザラ場での引けだけを見ればそれ以外は特に見なくても問題はないかと思います。

ただ、環境が変わってザラ場の動きを見れるようになったことで、分足などのチャートで一日の中での詳細な動きを見るようになりました。

それを見ていると、寄り引けのデイトレードでは見えていなかったところがあり、それはトレードすべき時間帯についてです。

おそらく、システムトレードをやっている人は、損益を見ていると体感的に感じている方も多いと思いますが、前場で利益があったものの、後場になってからマイナスに転じたり、もっと早く利確しておけばよかったなど感じることがあると思います。

また、約定率も後場になるとほとんど約定しないということも感じているかと思います。

これは、日中の動きを見ていると、全体的に言えることで寄り付きから10時くらいまでで大きくどちらかの方向に動き、その後はほとんど動かないもみ合いの動きやだらだらした動きになることが多いです。

そのため、デイトレとして約定したり、損益を決めるのはこの寄り付きから10時くらいまでの時間帯になりますので、デイトレをするとしたときも実質的にはこの時間帯のトレードのみに絞った方が良いようにさえ感じています。

釣りで言えば、朝の時間帯の魚たちが集まってお腹を空かせているときが一番入れ食い状態で釣れる時間帯ですが、それ以外ではさっぱり釣れないというのと似ていると思います。

後場になるとだらだらした動きになったり、方向感がない動きが多くなるため、釣りで言えば魚が集まっていない中でだらだらと竿を投げて釣りをしているような感覚だと思います。

そのため、システムトレードの条件として取引する時間帯の概念が入るとさらに資金効率があがったり、成績も変わってくるでしょう。

もし、検証条件にそのような時間帯の概念を取り入れることができれば、新たな優位性もみつかるのではないかと思うので、検証してみたいところです。

現時点ではなかなか難しそうに感じていますが、逆に簡単に人が踏み入れてこれない領域だからこそ優位性も残っているのではないかと思います。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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