暗号通貨業者の”販売所”と”取引所”をチェック、実は〇〇が無いDMMビットコイン



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夢幻です。

今回も前回の続きで仮想通貨(ビットコイン)を換金するお話です。

日本の4つの仮想通貨業者

・bitFlyer
・コインチェック
・GMOビットコイン
・DMMビットコイン

のそれぞれの私のビットコイン口座にNicehashからビットコインを送金する事が出来ました。

4つの口座で試したので、送金についての手順には理解出来て、だいぶ自信がつきました(笑)

次は、ビットコインから日本円への換金です。

さて、仮想通貨を日本円に換金するにはどのようにすれば良いのでしょうか??

例えば、外貨なら両替所で交換レートに従って、外貨から円に交換する事が出来ます。

大手の銀行であれば大体外貨の両替サービスがありますし、一部の輸入商品を扱っている業者なども行っている場所があると思います。

そして、上記4つの業者のいずれも暗号通貨の両替所のサービスを取り扱っています。

実際のメニュー画面からは”販売所”という名称になっており、そこから画面に入っていくと、交換レートの画面と、交換したい数量、売り注文ボタンなどがあります。

実際のそのレートを見てみましょう。

上の画像はおおよそ1BTC=642万円円時点のものですが、1BTCを各販売所で両替(売る)すると、

・bitFlyer・・・624万円
・コインチェック・・・623.6万円
・GMOビットコイン・・・626.7万円
・DMMビットコイン・・・630.1万円

となって、結構売却値に差があることがわかりますね。

実際に販売所で売るならDMMビットコインが高く売れそうですが、それでも12万円(約2%)も安く売ることになります。

各販売所のビットコインの現物の売値と買値の差であるスプレッドは大体4~5%に設定されている事が分かりました。

さて、もう一つの換金手順が取引所で売却する方法です。

両替所が各仮想通貨業者と取引するのに対し、こちらはマーケットを介して別のトレーダーと直接取引する方法です。

しかし、株式でいうところの東京証券取引所のような共通のマーケットは存在していません。

そのため、各業者が独自に運営している私設取引所で売買する事になります。

一番わかりやすいのはbitFlyerとGMOコインです。

どちらもホーム画面に”販売所”および”取引所”のメニューがあり、販売所に行くと上記のような価格の提示画面があり、取引所に行くと、各取引所内での売買板が表示されます。

次がコインチェックで、こちらはホーム画面に”取引所”が組み込まれているような画面で、すでに売買板が表示されています。(なので、”取引所”というメニュー自体ありません)

メニューには”販売所”があり、そこから売り買いの数量を入力するとレートが確認できます。

大きく異なるのは、DMMビットコインです。

こちらは、ホーム画面(トップページ)に”販売所”および”取引所”という表記のメニューがありません。
代わりに、”暗号通貨取引”というメニューが存在しています。

そして、このメニューを押すとブラウザベースの取引ツールが起動するのですが、どこを探しても売買板が見つかりません。

そして、あることに気づきました。

実はDMMビットコインには、取引所が無いのです(;^_^A

DMMビットコインは、現物取引(販売所)の機能とレバレッジ取引がありますが、いずれも業者(DMMビットコイン)とのやり取り(相対取引)になるようです。

ちなみに、スプレッドはレバレッジ取引は現物取引の1/5程度(約1%)になっています。

取引所のレートが他の業者よりも高いのは取引所を運営していないため、その分販売所で良いレートを提示出来るし、トレードしたい方はレバレッジ取引を使ってもらえば良いという事なのでしょう。

しかし、株でもFXでも売買経験の無い初心者が見たら、DMMビットコインの画面は、販売所しかないという事は気づきにくいです。

販売所を取引所のように見せているようにも見えます(笑)
この辺は、お察しというところですね。

で、さすがにDMMビットコインの販売所で売るのももったいない、DMMビットコインからGMOコインにビットコインを送金する事にし、GMOコインの取引所でまとめて売却する事にしました。

皆さんも換金の際は、取引所があるかチェックするようにしましょう。

長くなったので、次回へつづく・・・

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。