トレードルールに使える指標は



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最近はなかなか本を買って読むことが少なくなり、Kindleなどで電子書籍を読むことがほとんどになりました。

本を持ち歩かなくても済むし、スマホがあればどこでも読めるのでかなり便利です。

月額980円で定額読み放題なので、新刊など読めないものもありますが、いろいろ読める本があるのでいいサービスだと思います。

その中で投資に関する本もたくさんあり、いろいろと目を通していると、怪しいテクニックみたいなものから、シンプルなもののおまじないのような根拠のよくわからない投資法などいろいろありました。

ただ多いのはテクニカルのもので、テクニカル指標について解説されているものが結構でています。

移動平均、MACD、RSI、ボリンジャーバンド、など、いろいろ出てきますが、読めば読むほど多くのテクニカル指標があり、何を使っていいのか迷ってしまうのではないかと思いました。

中にはMACDは良いが、RSIは騙しがあるとか、この指標を使うのが良い、というような感じで、書いているものもあり、初めて投資を始めた人には混乱してしまうのでは?と思うようなものもありました。

テクニカル指標はチャートソフトにはたくさんの数が入っているため、便利にはなりましたが、逆に多すぎて何から使えばいいのか、どれが一番いいのか、など気になると思いますが、結論からすると、同じオシレーター系、トレンド系のものであれば何を使ってもそれほど大した差はない、と思っています。

ただ、それよりも重要なのは、何を使うかではなく、どのような場面で使うかの方になります。

そのような大前提を知っておかないと、多くのテクニカル指標を組み合わせたり、数値を調整したりするのにはまりこんでしまい、指標に翻弄されてしまいます。

このどのような場面で使うか、ですが、これは全体的なトレンドが上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、レンジなのか、を判断したうえで、それに合わせた指標を使う、ということになります。

例えば、大きな流れが上昇トレンドにある中、単純に上がりすぎていて移動平均線からの乖離率が大きいから逆張りで売り、としてしまうと、そのまま踏み上げられてしまいます。

移動平均線からの乖離が大きい時の逆張りの売りをやるなら、上下に一定の範囲で推移しているレンジの相場に入っている時にやらないと機能しません。

そのため、まずは全体のトレンドがどちらに向いているのか、レンジ相場に入っているのかを判別するところを最初に判断するロジックを作ることが重要です。

トレンド判断にはシンプルにまずは移動平均線より株価が上にあるか、下にあるか、を見るだけでも大きな方向性を見極めるのに役立ちます。

このような現在の相場の状態を判定するところがシステムトレードでは最初にやるべき重要なところで、それができれば、その後やることは、トレンドが出て入れば順張り、レンジなら逆張りの条件を入れることになり、そこでは特にどのようなテクニカル指標を使ってもあまり差はないと思います。

相場には大きな川の流れのように、全体の方向性としてどちらにむかっているかという流れのようなものがあります。

これを人によっては、トレンドと言ったり、環境認識といったり、相場勘といったり、いろいろな表現をしますが、言語化、数値化するのが難しいところでもあります。

そのような大きな流れを掴むことを意識してテクニカル指標を使っていきましょう。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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