新NISAによる株式市場への影響は?



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新年あけましておめでとうございます。

今日から2024年の相場が始まります。
今年の相場はどうなるか、一年の初めに予想や見通しがいろいろなところで出ていると思います。

日経平均は36000円とか強気な人もいれば、景気後退で30000円割れと弱気な人もいたりと意見がいろいろ分かれるでしょう。それも当然で、まだ今年始まったばかりですから、これからいろいろなイベントや予期せぬ出来事か起きてくるので、それによって株価がどう動くかを今の時点で予想するのは無理な話です。

いろいろな条件が想定通りに行ったと仮定して、という前提がついてしまい、その場合その人のポジショントークになってしまいがちなので、あまり予想することはしませんが、注目しているイベントは新NISAがスタートすることです。

NISAがこれまで以上に使いやすくなり、新たに投資を始める新規の投資家も参戦してきて新たな買い需要が生まれて、株式市場は盛り上がるでしょう。

それはとても良いことなのですが、気をつけたいのは、この新たな買い需要が新規の投資家が買ってくるというところです。

言い方はわるいですが、まだ何もわからない素人の投資家が始めたばかりのときは、周りに勧められてなんとなくという感じの人が多いと思います。

ビギナーズラックというのもあって初めは勝てる時もありますが、最終的に勝ち残るのは本当にごく僅かです。

市場に参加している大口の玄人の投資家から見れば、素人が何も考えずに参戦してくるのは絶好のチャンスにみえているでしょう。

彼らは素人の新たに参加してくる投資家に安く買ってもらって高く売り抜けてもらおうとは思っていません。

むしろ、高いところを買ってもらってその買い板に自分達が先回りして買ったものを売って利益確定をしようと思っていることでしょう。

昨年11月から大きく買い上げてきた大口から見れば、新NISAで生まれた買い需要は絶好の売り場探しで見ているかもしれません

大恐慌の暴落前の靴磨きの少年の話と同じような構図になってきているのが今年の相場で少し注意が必要かと思います。

昨年末からの上昇の勢いが続いているので、すぐに大きく流れが変わることはないですが、1月中は一旦短期的な天井をつけて2月は調整に入るという動きがアノマリーとしてあるので、年初の高いところを買い進んでいくときは気をつけて押し目待ちがいいでしょう

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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