グロース市場はトレンド転換の兆し?



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From:田村祐一

日経平均株価は、高値更新後一時的に利益確定売りが出て、
調整期に入っている感じですね。

トレンド自体は崩れていないものの、
少し小休止と言った感じでしょうか。

その一方で、これまで軟調だったグロース市場が
徐々に値を上げる展開となりました。

先週のグロース市場は、720ポイント間際まで上昇しており、
直近3か月の高値水準にいます。

グロース市場は、10年間のチャートでみて、
現在安値水準にいる状態です。

コロナショック時のピークとほぼ変わらない位置におり、
非常に苦しい展開が続いていました。

TOPIXや日経平均株価は、バブル最高値を更新する中、
グロースは歴史的安値圏というねじれ状態となっています。

そんな中、直近のグロース市場はトレンド転換の兆しが見えています。

一重に日経平均株価やTOPIXの上昇が少なからず影響しているのでしょう。

新NISAの始動による新たな資金流入や米国株式市場の上昇によって、
大型株が株価上昇しており、大型株を買った投資家は儲けが出ています。

儲けが出ている投資家がすることと言えば、
「そのまま保有を継続する」か「利益確定」という二択です。

直近の日経平均株価の調整は、
少なからず投資家の中に「利益確定売り」を選択した人がいるということです。

さて、その利益確定売りされた資金はどこにいくでしょか?

儲けたお金は別の新しい銘柄に向かっていきます。

最初は、大型株主導の株価上昇でしたので、
時価総額が大きい有名株が買われました。

有名株には一通り資金が入っていったので、
次は、有名株ではない別の銘柄に注目が集まります。

まさに先週のグロース市場の上昇は、
その流れと言えそうです。

グロース市場はここ2年本当に厳しい状況でしたが、
ようやく明るい兆しが見え始めてきたと言えそうです。

まだ、ダマシの可能性は十分にありますが、
少しグロース市場に目を向けても良いかもしれません。

全力でグロースを買うというよりは、
打診買いして少し気にするというスタンスで良さそうです。

本格的にトレンドが反転したと言えそうなのは、
800ポイントを超えてからでしょうね。

ただし、現時点の710ポイント台で少し注目しておけば、
グロース市場が本格的にトレンド転換する前に、
良い銘柄に先回りして買えるという点です。

今は、ほとんどの投資家が見向きもしていないグロース市場ですが、
上昇相場というのは往々にして、
誰も見向きもしていないタイミングで突然発生します。

2024年グロース市場が熱いと私は思っています。
みなさんも少しだけグロースに注目してみてください。

良い銘柄がゴロゴロ安い値段で転がってますよ。

田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。