上昇相場はどこまで続く?



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korosukeです。

相場の方は年初から大きく上昇し、すでに1月中に日経平均は3000円以上も上げており、これまでにないくらいの強い相場が続いています。

1月から新NISAが始まり、その買いの力がここまで強いのかというのは驚きですが、このような相場が強い時は「バブル崩壊以降の最高値を更新」というような目を引くような言葉がニュース記事に出てきます。

そんなに株価が上がっているのなら、遅れないうちに早く買わないと、という駆け込みの買いも入って、買いが買いを呼び、一方でバブル崩壊以降、ここまでの高値になることはなかったわけですから、過去の相場から見た高値で逆張りの売りを入れている人は強烈に踏みあげられてしまいます。

そのような新規参入組の買いの連鎖とショーターの踏み上げの買いが入って今月のような強烈な上昇が起きたのではないかと思います。

では、この上昇はいつまで続くのでしょうか?

長期目線で5年、10年持ち続けるというような長期投資ならいつ買ってもあまり気にはならないのかもしれませんが、短期トレーダーにとっては1カ月で日経平均が3000円も動くようなハイボラティリティの相場では、なかなかずっとホールドしておくのも難しいのではないかと思います。

ただ、できるだけいい相場の時は長くホールドして引っ張っていった方が大きく利益を取れるので、どれだけ長く持ち株を握っていられるか=握力と言われたりします。

私はデイトレードなのでどうしても一日の変動だけでも大きく感じてしまい、1週間、1カ月と保有し続けるようなスイングトレードはなかなか難しく感じています。

ただ、それでも長い目線で見た方が、相場の流れは騙しが少なくわかりやすいので、全体相場の方向性を見るのに日足だけでなく週足も見るようにしています。

日経平均の週足を見るととてもきれいな動きで、昨年の7月以降何度となく高値をトライしに行って跳ね返されているのが34000円くらいのところにあり、ここが大きな抵抗ラインとなっていました。

それを、今年に入って一計に高値更新してきたので大きな流れで見ると、レンジから高値ブレイクの上昇トレンドに転換したということが分かります。

上昇トレンドに転換すると基本的には高値と安値を切り上げながら上昇していきます。

現在のローソク足が、一つ前のローソク足の高値を超えているか、安値を超えているか、でトレンドが継続しているかを見ています。

1月はここまで2週連続で大きく上昇し、高値安値を切り上げて動いていましたが、1/22~1/26週で高値更新後に下落し、陰線引けとなって、前週の高値を更新できずに終わりました。

つまり、ここまでは買えばその後を誰かが買ってくれるので高値を切り上げながら上がっていたのが、ここにきて高値を後から買う人がいなくなったということで、むしろ、その高いところでは多くの人が売って押し下げられている、ということがチャートから読み取れます。

そのようなここまでの動きと何か違った変化があることをチャートが示しているので、ここまでの動きに慣れて高値を買えばプラスになったからといって、ここからはそのやり方が通じなくなってくる可能性が出てきたように思います。

2月相場は1月相場とは変わって少し調整となり、高いところは売られやすい、相場になるのではないかと思います。

相場格言にある「節分天井彼岸底」というのがまさに今の相場にあてはまるような気がします。

2月相場は1月のような相場とは変わって、少し荒れるかもしれないので、スイングで長い期間保有し続けるような場合は比率を下げて、持越しをしないデイトレード主体にするなど、少し戦略を練っておくといいでしょう。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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