変化点を見つける



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日経平均が大幅に上昇し、あっという間に38000円を超えてバブル後の最高値を次々と更新しています。

今いるトレーダーの中で長い人でも2000年のITバブル以降に始めた人はいると思いますが、今はその人たちでも未知の領域の株価に入ってきたことになります。

過去の経験値として2000年までのデータしかなかったとしたら、今の株価は高すぎて異常な加熱相場になり、高すぎるから逆張りの売りという判断になってしまうかもしれません。

しかし、それで売った人たちがさらに上がったことで踏み上げられて買い戻す買いも入って株価はさらに勢いよく上昇しています。

このような過去に経験してない動きの中で株価はどこまで上がるか、どうやって見極めれば良いのでしょうか?

ある人はファンダメンタルから日本株はこれだけの成長率があるから40000円になる、あるいは、日銀が金利を上げるタイミングでバブルが弾けて暴落する、といろいろな見方が出ています。

探せばさらにいろいろな見通しが出てくるでしょうが、何を信じればいいのかわからなくなってくると思います。

重要なのはいくらまで上がるか、いつまで上がるかを予想するのではなく変化点に気づくことです。

例えば、大勢が参加しているパーティーで、9時に終了予定でしたが、10時を過ぎてもまだ人はたくさん残って音楽もかかり、パーティーが続いている状態だとします。

いつパーティーが終わるのか?を知りたい場合、すでに終了予定時刻は過ぎているので、いつ終わるのかは誰にもわかりません。

朝まで続くかもしれないですし、12時頃会場が閉められるかもしれません。

唯一わかる確実なことは、参加者がいなくなった時にパーティーは終わるということです。

これまでいた参加者の数が徐々に減り始め、明らかに半分近くまでいなくなったらもう終わりなのか、と気づき始めるでしょう。

つまり、いつ終わるか、どこまで続くかは、これまでと違った何かしらの変化が起きているかどうかで判断するのがよく、逆にこれ以外には方法はないと思います。

今の相場で言うなら、売り方と買い方が明らかに買い方が多いから上がっているわけです。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、もし、これが逆転して売り方が買い方より多くなったら下がります。

例えば、チャートで陽線が連続していたのに長い大陰線が出たとしたら買い方から売り方が強くなったと言うことがわかります。

そのようにこれまでと違う何か変化の兆しが出たところが相場の転換点であり、その変化に早く気づくのがトレーダーのやることです。

株価がどこまで上がるかを予想するのではなく、日々の動きを見て何かこれまでと違う変化の兆しを見つけるようにしてみましょう。

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korosuke

現役システムトレーダー。売りと買いを組み合わせたデイトレード戦略に特化した独自のスタイルを確立し、安定的に利益を得ている。セミナー講師も務めており、いずれも好評。 著書:暴落を上昇エネルギーに変える V字回復狙いの短期システムトレード (現代の錬金術師シリーズ) 出版社 : パンローリング

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