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From；秋山大介
宇都宮の自宅より、、、
先週、ようやく落ち着いたであろう…
エンブレムを例に挙げモジュールの話をしました。
モジュール・・・
日本語で言えば「組み合わせ」と表現されるかもしれません。
でも、今回はモジュールの話ではありません。
単刀直入に、
「パクリ」で～～～～すｗｗｗｗｗｗｗｗ
おいっ！って突っ込まれそうな話ですね。
しかも、タイトルが・・・
「正しい」パクリ方
ですからね。
「パクリ＝悪」の風潮がある世の中に
思いっ切り逆行してやりましょう。
パクリも、
「正しく」パクれば、それは正義なのですｗｗｗｗ？
ま～、これは持論ですが、
「パクリ？は～、何が悪いの？要はパクリ方でしょｗｗｗｗ」
というところです。
正直、私は自他ともに認める
「キング・オブ・パクリ」です。
自分でも、改めて思いますよ、
「パクリ王」だと(笑)
よく、笑えるくらい・・・気持ちいいくらい・・・ここまでする人がいるとは思わなかった・・・
というくらい、きれ～～～いにパクッてますからね(笑)
でも、パクリ元に見つかってないから問題になってないのか、
パクリ方が上手いから分かりませんが…
どこかの芸人が、
「炎上にも流儀がある」
というような話をしていましたが、
「パクリにも流儀がある」
と、私は声を大にして言いたいです。
おそらく・・・
私の音楽能力は、ほぼ間違いなく100％がパクリですね。
おそらく・・・
私の仕事の能力は、ほぼ間違いなく100％がパクリですね。
おそらく・・・
トレードの能力は、ほぼ間違いなく100％がパクリですね
ま～、私という人間は、
ほぼほぼ、パクリでできあがっているでしょう(笑)
まっ、自分の色々な能力を高めるには、
「パクリ」以外の方法はありませんからね。
そもそも・・・
私たちが話すスキルというのは、
小さいころ、大人たちの会話を自然と聴き
それを習得して、話せるようになると言われています。
ということは、、、
今、私たちが話せること自体が、
もう、パクリなんですよね(笑)
あっ、これって屁理屈ですか・・・(汗)
そんな話はおいておいて、、、
本当に、私はパクリが多いです。
ただ、それはあくまでも悪い表現をすれば「パクリ」
良い表現をすれば「参考」「お手本に忠実に再現した」
という違いです。
おそらく、「盗作」という言葉があるように
「盗む」感覚だと、もうそれは他者から非難を浴びる
いわゆる「パクリ」になるのでしょう。
でも、パクリの対象への
「敬意」があれば、これ不思議ですが「パクリ」とは言われないのですよね。
敬意があると、パクリの対象の分析の仕方が全く違うものです。
だから、結果的にパクリからできた成果物でも、
周囲の評価は全く違うものです。
実は、先日こんなことがありました。
「私は、過去に先輩が残した資料などを参考に作成しているのに、
いつも秋山さんから、全くダメだと指摘を受けます。
私から見たらいい出来なのに、なんでダメなんですか？」
と社内で聞かれることがあったのです。
はっきりモノを言う私からすると、
ダメなものはダメであるとしか言いようがなかったのですが・・・
これは事細かに説明しないと分からないと思い、
なぜ、ダメなのかを説明しました、、、
「これって、どうやって作ってる？」
「確か、以前秋山さんが作った資料があったので、
それに当てはめて作りました。」
「えっ、本当に？いや、全く違うわ、これ・・・」
「えっ、えっ、何でですか？
ちゃんと秋山さんのテンプレートに合せて作りましたよ！
それで違うって・・・意味が分かりません！ヽ(#`Д´)ﾉ」
「いや・・・そもそもアレはテンプレートではないし、、、
しかも、これ表面なぞってるだけでしょ？」
「いや、言っている意味が分からないんですけど？（￣□￣＃）」
「いや、だからさ～～～～～～。
あのね、この元々の資料って、私がどういう意図で、
どういう感情で、どういう考えがあって、何を表現したいか考えた？
そのまま当てはめるのではなく、しっかりと作者になったつもりで、
感情移入して、もとになる資料を見たかな？というより分析したかな？」
「えっ・・・(っﾟДﾟ；)っ」
「分かった～？いつも言ってるよね。
表面なぞるだけじゃダメだって。
作者の気持ちになって分析して、それからパクんきゃ。
これ、ただの盗作だし、この資料に作り手の感情が全くないから
すご～く冷たく感じて、読んでるこっちは何の感情も動かされないよ。
何のメッセージも伝わってこない。
って、ことでパクリ方を間違ってるよね。」
なんとなく、イメージできましたか？
そういうことです。
パクリ方には「正しい」方法があるのです。
そもそも、パクリという言葉を使わないほうが良いのですが、
世界の伝統芸能って、ほとんどが
「師匠の腕を見て盗む」
という技能伝承方法ですよね。
以前、能の世界の伝承を見ましたが、
その映像はシュールでした。
だって、、、
「弟子が師匠の姿を見て盗む」←もちろん無言
「師匠が弟子の姿を見る」←もちろん無言
えっ！放送事故？？？？
と思えるくらい、静かな映像でした。
でも、能の世界って、この伝承方法が当たり前みたいですね。
ただ、もちろん師匠は本当に無言ではなく、
多少「それは違う」だけは言っていました。
でも、それ以外何もなしです。
言われた弟子は、もう一度師匠の姿を見て、
自分との違いを見出し、再び師匠に見てもらう、、、
ただ、これの繰り返しだったのです。
で・・・
テレビの取材に対し、
その師匠は、こんな旨の話をしていました。
「彼は、まだまだ表面だけで、奥底まで私の真似ができていない」
ということを。
つまり、言い換えればこういうことですよね。
「作り手（演じて）の心底、裏側からパクルことが重要」
だから、実際社内で私が説明をしたときも
全く同じことでした。
結局、作り手である私の意図までパクッてないので、
完成したものは、薄っぺらいものであり、
全く違うものができているのです。
でも、不思議ですが、これを意図までくみとって
パクッていれば、私が褒めるくらいの完成度になっているはずなのです。
だから、私自身、、、
パクリをするときは、しっかりと作り手へ感情移入し、
どういう気持ちで作っているか、どういった意図があるかなど、
まるで、その人が憑依したかのような雰囲気で、パクルものを分析します。
特に重要なのは感情面でしょうか。
そうすると、
不思議ですが、自分とその作り手のレベルの違いに気が付き、
自然と、その作り手を心から敬愛したり、敬意を持つことができます。
そして、そうなってしまえば、
人のものを拝借しているので、表面をなぞるなんて、
それは、作り手を馬鹿にしている行為なので、そんなことできません。
拝借している分、
その作り手に「よく、そこまで読み取って再現したね」と
言ってもらえるくらいの仕上がりにしようと努力します。
もちろん、、、
報告が可能な人であれば、パクリをした結果
こういうことができたなど成果を報告します。
もしくは、事前に断りを入れることもあります。
つまり、公認パクリですね。
でも、そこまですれば、
パクリという次元ではなく、
「師匠と弟子」の関係になるので、もう全く別世界になります。
まさに、これが私にとっての
パクリの流儀でしょう。
と言っても・・・
これって、伝統芸能や、桐ダンス職人など○○職人と言われる世界などは
ごくごく普通のことなんですよね。
弟子は、師匠の技術を盗み見て、
次世代にその技術を伝承しているのですからね。
でも、それを安易にパクリ、不本意な形で伝承したまま、
その人が一人前のような振る舞いで、師匠のもとを離れたら、
そりゃ～、師匠は怒りますよね。
まっ、悪いパクリ方というのは、
まさに、そのような状態でしょう。
でも、正しいパクリ方は、
そもそもパクリという言葉にはなりません。
もしかすると、「伝承」かもしれませんよね。
どうですか？
例えば、ここにストラテジー・テンプレートという名のついた
「5つの最強の投資戦略」がありますが・・・
あなたは、これを使う場合、
なぜ、このような条件式を入れているかなど、
作り手の意図や感情を汲み取って使用しているでしょうか。
そういった部分を汲み取らなければ、
それは、単なるパクリになってしまう可能性が高いでしょう。
もちろん、最初はそれでOKですが、
慣れてきたら、単なるパクリにならないよう気を付けたほうが良いかもしれません。
無機質に見えるシステムトレードですが、
しっかりと正しいパクリ方をしないと、
将来大変かもしれませんよ・・・
だから、「正しい」パクリ方をしましょうね(笑)
これが「パクリにも流儀がある」ってやつですね(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)
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