残酷なトレード法



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From;秋山大介

ま~、夢もなにもありませんよね。このトレード法は…

おっと…いきなり衝撃的な言葉から始まりました(笑)ここ最近、私の記事はフワッとした内容と言えばそうなりますし、受け止め方によっては考えてしまうだろう内容が続きましたので、今日は軽めの内容を…。とはいえ、タイトルが「残酷なトレード法」です。いったい、どのような話が展開されるのでしょうか…?(←って、自分で書いているのだから、分かれよっ!って感じですよね(汗))

言葉の主は、斉藤正章さん

でも、この「ま~、夢もなにもありませんよね。このトレード法は…」という言葉、けっこう衝撃的ではありませんか?あなたは、誰が言ったと思いますか、この言葉…。あまり引き伸ばしても意味がありませんので、さっそく答えを言うと「斉藤正章」さんです。

「もっと下がれ!」と盛り上がっている途中…

先日、斉藤さんと打ち合わせをしている際…と言いますか、実はその日が2/6(火)で「もっと下がれ!」と、さらなる下落を望み、ソワソワしていたので全く打ち合わせにならなかったのですが、そのとき話していた内容です。こんな話が繰り広げられてました。

「斉藤さん、ようやく気がついたのですよ、システムトレードが爆発的に普及しない理由が…」

「えっ、何でですか?」

「あの、実はそのヒントが横山さんのラジオにあったんですよ。」

「へ~、そうなんですか。どんな話ですか?」

「キーワードは、神秘性なんですけど、横山さんがラジオで言っていたんです。『人は、先端のもので、何だかよく分からないけど、すごそうなものに強く惹かれる』と。だから、そのような分野に注目するのが狙い目だと。」

「なるほど。」

システムトレードには神秘性一切なし!

「それで気づいたんですよ!システムトレードには、神秘性がないと…(笑)」

「神秘性ですか?」

「いや~、あのですね、システムトレードには神秘性ないですよね?全部、答えが見えてしまっていて。勝率がどれくらいだ、利益はどれくらいだ、損失はどれくらだと…」

「そうですね、システムトレードは現実を突きつけますからね。」

「ですよね~。だから、全く神秘的ではないのですよ、この方法って。ということは、横山さんの言葉を思い返すと、システムトレードって、こんなに確実性の高いと思われる方法はないのに、全部が見えすぎて神秘的ではないから、普及しないのではないですかね?」

「あ~、その可能性は高いですよね。」

と、まだまだこの会話は続きます・・・。

1分後に斉藤さんから撃沈を食らう…

「そうなんですよ。そう考えると、以前、斉藤さんに私が本を出して、これどう思いますか?と聞いたことがあったの覚えてしますか?」

「えっ、そんなことありましたっけ?」

「いや、あったんですよ。でも…斉藤さんには、私が話して1分後に撃沈させられました。『ということは、その方法はシステムトレードでできますね。わざわざ、そんなことしなくても』の一言で(笑)」

「あ~、ありましたね~。そんなこと。」

「そうです。確か、あれは1銘柄のチャートを何年分も読み込むと、その銘柄の動きのクセが分かり、次の動きが予想できるので、上手く利益を上げやすいという方法でした。」

「あっ、思い出しました!ありましたね。それ。でも、それってシステムトレードでやればカンタンですよね。傾向も明確に分かれば、いつ買って売るかも分かりますし。そして、そもそもその方法が有効かどうかも分かりますし。」

そ~~~~~~~~~~、そこなんですよ!

「そ~~~~~~~~~~、そこなんですよ!神秘性ないですよね(汗)全てが明確過ぎて…。」

「ま~、そうですけど、利益を上げることを考えたら、どちらが良いかは明確ですよね。」

「でも、そこなんですよ!横山さんが言う『何だか分からないけどすごそうなもの』というところが。システムトレードは、何だか分からないがなく、単にスゴイものだから、神秘性も何もなく、人が惹かれないのではないかと思ったのですよ。」

「たしかにそうですね。システムトレードは現実を突きつけますから。ま~、夢もなにもありませんよね。このトレード法は…。」

そして、斉藤さんの言葉は続きます。

システムトレードは「不可能です!」と平然と突きつける…

「でも、システムトレードに置き換えられるなら、置き換えてしまったほうがラクなんですけどね。

恐らく、さっき出てきた方法だと、1銘柄集中みたいに、ほんの数銘柄に集中投資していますよね。そうなると、今日みたいに、全く予兆のない暴落相場は厳しいですよね。

いくら一つの銘柄のチャートを何年分読み込んでも、今日みたいな暴落だけは誰も予想できませんからね。そうなると、集中投資している分、今日なんかは厳しいのではないですかね。」

まだ続きます。

「確かに、世の中には資産が2倍…3倍…10倍などになるという方法があるみたいですけど、その方法をシステムトレードに置き換えて検証すると、偶然性が高いものが多いのですよね。そのときだけ利益を大きく上げたみたいに。だから、魅力的なんでしょうね。自分もそうなれるかもしれない!と。

でも、システムトレードは、とにかく現実を突きつけますからね。資産が2倍…3倍…10倍にはならないと。しかも検証結果で。もちろん、長期的に見ればそうなりますが、他の方法のように短期的になく、むしろ不可能だという結果が出てしまいますから。

確かに、神秘性も何もないかもしれませんね(汗)でも、この方法は私にとってはベストですからね~(笑)」

トレードに神秘性は必要?

と。これから、まだまだ斉藤さんと私の会話は続いたのですが、重要なことはここまでですので、今日はここで留めておきます。あなたは、この会話から何を感じ取ったでしょうか?

おそらく、冷静に株式市場と向き合う、システムトレーダーですので、「当たり前でしょ!」といったところでしょう。神秘性も何もなくても、着実に利益を積み上げることができる方法なのだから、それが良いと。でも、世の中、私たちのような感覚を持ち合わせた個人投資家は、少数派です。大半は、「もしかしたら自分も!」という謎めいた神秘性に惹かれ、その方法にハマっていきます。

もちろん、それで結果が出る人もたくさんいますので、それらの方法を否定するつもりは一切ありません。ただ、この神秘性が、トレード法に必要なのかというのは、問題提起したいところです。そして、その神秘性に惹かれてしまうのも良いことなのかと、問題提起したいところです。

神秘性に魅了されると起きること…

でも、人間はどうしてもDNAレベルで動いてしまう心理的要素に「神秘性」というものがあります。だから、横山さんは、それこそ、その心理を逆手にとって、先日のラジオで注目の3分野を挙げていたのでしょう。まさに、大衆の反対をいく行動です。

そう考えると、この株式市場は、その神秘性に魅了されてしまったとき、ミイラ取りがミイラになり、他の人の利益の源泉に自分がなってしまうときなのかもしれません。そうやって考えると、この神秘性と言葉は、一つのキーワードかもしれません。

今思えば…7年前に

ま~、真面目な話はこれくらいにしておきますが、私たちは約7年前は非常に不遇の時代を過ごしました。それこそ、システムトレーダーを育成していきたいとい気持ちはあったものの体力がなくなり欠けていました。でも、その頃から多くシステムトレーダーの皆さんに支えられ、そのような逆境を乗り越え、今に至っています。

そのとき、私はいつも思っていたのですよね。今思えば、『7つの習慣』の「第1の習慣」がなかったので…

「なんで、システムトレードは普及しなくて、他の方法はすぐに大きく普及するのだと…」

しかし、それから数年のときが経ち、「第1の習慣」が備わった私は、俯瞰して過去を思い出すと、ようやく気が付きました。それが「神秘性」の有無です。神秘性のない現実を突きつけるばかりの、まさに「残酷なトレード法」がシステムトレードですから、そりゃカンタンには普及しませんよね。

神秘性に魅了されることなく、愚直に取り組んだから得たもの

でも、愚直にシステムトレードの普及に取り組み、今では、システムトレーダーズ・ミーティングなどを通じて、多くのシステムトレーダーの皆さんの笑顔に会えることに感謝しています。

あっ…思い返すと泣けてきますね…。いや~、あのときは大変だった。でも、普及させようとしたのが「残酷なトレード法」ですから、そりゃ~仕方ありません。まさに、天が私たちに与えた試練だったのかもしれませんね。その試練を乗り越えたら、こんなに笑顔のあふれるシステムトレーダーの皆さんに出会えたのですから…。

まさに、ムダなことは何もない。全ては成長と変化の原則にのっとった必要な通過点だったのでしょう。

追伸

最後が、なぜか予定外にお涙ちょうだいになってしまったので、こんな親バカ写真でも…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大智(たいち)、お父さんの超絶大切な、もう廃番になって手に入れられない「バズ」は食べ物ではないから近づかないでね…父より

ー秋山大介

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。