コントロールできることに集中しよう



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From;田村祐一

直近の日本株市場は、トランプ大統領の行動で大きく左右されており、振りまわされている状況です。

ここ数営業日は、落ち着きを取り戻しているものの、いつ暴落が起きても全くおかしくない状況。

今までのような上昇相場から一転、長期の下落相場に入るかもしれない中で、今私たちがしなければいけないことがあります。

それは・・・

トランプの行動で全世界は右往左往

ここ数ヶ月の間、世界の株式市場は、トランプ大統領の行動で右往左往しています。

トランプ大統領が行ったことをざっと挙げると、

 

・シリア化学兵器施設への攻撃

・史上初の米朝首脳会談の開催

・中国製品に対する関税引き上げ(米中貿易摩擦懸念)

・イラン核合意の離脱表明

 

といった大きな出来事が並んでいます。

 

これらは、良い意味でも悪い意味でも株式市場に大きな影響を与えており、トランプ大統領の行動次第で、株式市場が動くと言っても問題ないでしょう。

そして、今後の相場の焦点は、やはり「米中の貿易摩擦」でしょう。これは、米中の経済だけにとどまらず、日本経済にも悪影響となる可能性が高く、この問題が継続する限り、日本株市場が上昇する可能性は低いでしょう。

コントロールできることに焦点を当てる

このような状況に対して、

「なんでトランプはこんな無駄なことをするんだ」
「トランプのせいで、含み損を抱えてしまった」

とトランプ大統領への不満や愚痴、怒りがこみ上げてくるかもしれません。トランプ大統領の破天荒ぶりに、正直うんざりしている人がいるかもしれません。かくいう私も、少なからずそう思っています。

ただし、このようにトランプ大統領の行動ばかりに目を向けると、ストレスが溜まるだけで、何にも良いことはありません。むしろ、「トランプ憎し!」となり、冷静な投資判断を下せなくなる恐れがあることから、百害あって一利なしと言えるでしょう。

株式投資において、重要な考え方のひとつに、

「コントロール出来ることと、出来ないことを明確に分ける」

という概念があります。

株式投資においては、自分がコントロールできることに焦点をあて、コントロールできないことに焦点をあてないように習慣を身につけることで、上記で挙げたようなストレスをほぼ解消し、かつ、投資成果をしっかりあげることが出来ます。

他人、過去、未来はコントロールできない

コントロールできないことを例を挙げると、

 

・トランプ大統領の行動[他人の行動]

・自分が過去に購入し、大損したトレード[過去]

・未来に起こる地震等の天災[未来]

 

などが挙げられるでしょう。

「他人の行動」「過去」「未来」は自分ではコントロールすることが出来ません。私たちがトランプ大統領の決断を帰ることはできないし、過去や未来も変えることは無理です。これらのコントロールできないことをコントロールしようとするからこそ、ストレスがたまるのです。

正直、コントロールできないことを考えても無駄です。よって、自分がコントロールできることをに目を向けましょう。自分がコントロールできることとは何か?

自分の行動だけがコントロールできる

それは、「自分の投資行動」のみです。

軟調な相場展開となっている場合には、

・いつもよりもキャッシュポジションを増やす
・保有銘柄を徐々に手仕舞いしていく
・軟調な相場に強い戦略を用意する

などの行動を行うことで、不用意な損失を回避できるでしょう。自分がコントロールできることを真剣に考えるほうが、出来ないことを考えるよりも、100倍成果を挙げることが出来ます。

2012年のアベノミクス相場が始まってから、5年間にわたって強い上昇相場が続いていました。何も考えなくても、株価が上昇していくことから、誰でも勝ちやすい相場が続いていました。しかし、これからの相場はそうではない可能性が高くなっています。株価が下落する相場は、何も考えずに勝てる相場では決してありません。コントロール出来ることに焦点を当てて投資行動を行える投資家だけが勝てる相場でしょう。

不透明な相場が続いていることで、あなたは今不安に感じているかもしれません。それならば、一度「コントロールできること」と「コントロールできないこと」を自分で見極めてみましょう。そして、「コントロールできないこと」を考えることをやめて「コントロールできること」に目を向けましょう。

そうすると、あら不思議と、無駄に焦ったり、心を乱したりすることなく、やるべきことに集中できるからこそ、よい投資成果が出せるのです。ぜひ、今自分が「コントロールできること」に集中し、不安定な相場を乗り切っていきましょう!

PS.

「軟調な相場でも勝てる投資技術を学ぶ」ということも
自分が「コントロールできること」のひとつでしょう。

システムトレードは、誰もが苦戦する相場でも
しっかり投資成果を挙げる期待が持てる投資技術です。

「コントロールできること」に注目し始めたなら、

ぜひ、システムトレードの学習も
ひとつの候補として検討いただければ嬉しいです。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。