そろそろ注意が必要です・・・



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

From:田村祐一

新型コロナウィルスの感染については、
依然というか、全くと言うか、
全く解決の糸口が見えませんね。

不安な状況が続く世の中ですが、
株式市場は徐々に落ち着きを取り戻しています。

一時は日経平均株価が1万6500円まで落ち込みましたが、
もう2万円間近まで回復しています。

多くの投資家が安堵しているところだと思いますが、
今週からはちょっとというかかなり気をつけなければなりません。

それは、、、

「3月決算企業の通期決算発表」が
今週以降本格化します。

例年4月第3週から5月初旬にかけて、
3月決算企業の決算発表が本格化します。

通期決算発表なので、来期の業績見通しが
各社から出されます。

新型コロナウィルスの影響から、
来期の業績見通しは、相当ひどいものになると思われます。

企業によっては、債務超過懸念が出て、
「継続企業注記銘柄」が出てい来る可能性が高いでしょう。

なんせ、現状でも3ヶ月経済の大部分がストップしており、
それがいつまで続くか現状では分かりません。

5月6日まで自粛要請が出いていますが、
これがさらに延長される可能性は十分にあります。

そんな状況下で、来期見通しを出すのは難しく、
企業によっては、来期見通しを開示しない企業が出るでしょう。

というか、開示しない企業が大多数となるかもしれません。

出せたとしても、相当悲観的な数字であることは間違いなく、
ネガティブな印象が強くなるでしょう。

先週にもお伝えしましたが、
株式市場は「未知」を嫌います。

来期見通しが、しっかりと出されればある程度安心されますが、
開示されない場合には、投資家の不安は一気に広がります。

その結果、再度株式市場が下落する可能性は十分にあります。

直近の株式市場は、売買代金が伴わない上昇が続いており、
直近の株価上昇は、崩れやすい上昇と言えます。

仮に、決算発表が否定的に受け止められた場合には、
再度株式市場が下落するリスクについては、
予め想定しておく必要があるでしょう。

とは言っても、先月の1万6500円を割ることはなさそうですが・・・

よって、今週以降は再度株式市場が下落することを念頭に、
投資戦略を練るべきでしょう。

安易にトレンドフォローで買い付けするのは危険でしょう。

一方で、今週効きそうな有効な戦略もあります。

それは、「逆張り戦略」です。

先週、先々週から毎度お話していますが、
今は逆張り戦略の入れ食い状態です。

逆張り戦略のシグナルが発生し、
約定しさえすれば、利益になる相場です。

仮に、今週株式市場が調整した場合には、
改めて逆張り戦略のチャンスとなるでしょう。

よって、私の今週の戦略は、

基本的に逆張り戦略のシグナルが発生しない限りは、
ノーポジションです。

しかし、逆張り戦略でシグナルが発生した場合には、
全力で買い付けしに行くつもりです。

今週から、重要イベントで値動きが荒くなりますので、
システムトレーダーにとっては大チャンスです。

怖い相場だと感じるかもしれませんが、
それを乗り越えて、しっかりトレードしていきましょうね。

あ!ちなみになのですが、

決算発表によって株価が急落した銘柄の中で、
逆張り戦略で買うと損しやすい銘柄があります。

それは、「株価が異常に下落している銘柄」です。

異常とは、どういうのを指すかというと、

・ストップ安をつけている
・移動平均線からかなりマイナス乖離している

といったものです。

ですので、逆張り戦略には、
こういった動きをしている銘柄を
トレードの対象から除外する条件式を追加することで、

不用意な損失を回避できますので、
ぜひ試してみてくださいね。

田村祐一

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。