運用資産がマイナス10%をくらうも…【田村祐一】



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日本株市場は米国株式市場の上昇によって、
少しずつではありますが回復傾向にあります。

暴落の可能性については、いったん遠のいた形です。

昨年12月から続く株式市場の下落ですが、
日経平均株価自体は約10%の下落とそこまで下落していませんが、
東証マザーズ指数に至っては約35%の下落となっています。

大型株はたんなる調整で済んでいますが、
小型株は暴落と言っても差し支えないでしょう。

大型株は主に機関投資家がトレードの主体であり、
小型株は個人投資家がトレードの主体です。

そう考えると、今回の調整で最も割を食ったのは、
個人投資家と言えるでしょう。

たしかに、twitterとかを見ていると、
個人投資家のコメントは悲観的なものが多いです。

ビットコインがここ数か月
下げ続けているのも要因かもしれませんが。

ビットコインと小型株のダブルパンチを
食らっているのかもしれません。

一時期は追証を食らいそうなんて話も出てたりしていたので、
今回の下落はコロナショック以来の非常事態でした。

そんな厳しい相場ですが、私の成績としては、
ほとんどマイナスにはなっていないです。

2021年12月と2022年1月の成績はマイナスでしたが、
直近の反発でそれらのマイナスを取り戻しました。

一時期は、運用資産のピークから10%超減りましたが、
2月10日時点で-2%程度に収まっています。

よって、ほとんど被害はない状態です。

おそらく他のシステムトレーダーも
それほど大きな損失は被っていないはずです。

中には、利益になっているシステムトレーダーもいるでしょう。

システムトレードは、苦しい局面ほど真価を発揮します。
システムトレードの最強の武器は、「逆張り戦略」です。

下がっている相場の過程で、
逆張り戦略で保有銘柄を増やしていきます。

下がっている過程で買い付けをしていくので、
一時的に含み損は膨らみますが、

市場が反転してくれれば、
それらの含み損は一気に解消します。

その結果、損失は回復します。

そもそも、市場が日経平均株価ではマイナス10%超、
マザーズ市場がマイナス30%超下落していることから、
通常であれば、それに近い損失を被るでしょう。

運よく、早い段階で市場の下落を予測し、
保有している銘柄を手仕舞いしていれば、
そこまで損失は被らないでしょう。

しかし、いつ下落がはじまるか、
どこまで下落するかわからない中で、
早い段階で市場から逃げるのは至難の業です。

よって、今回の下落によって、
多くの投資家は少なからず損失を被っている可能性が高いです。

そんな中で、システムトレードを実践していれば、
損失は軽微、場合によっては利益なっています。

投資家の多くは、利益を出すことが評価の基準ですが、
私は必ずしもそうは思いません。

苦しい相場環境では、利益を出すのが非常に難しく、
損失を被る可能性が高いです。

そのようなタイミングで損失を最小限に抑え、
利益を少しでも掴むことができるシステムトレードは、
控えめに言って、すごい投資手法だと改めて感じます。

上昇が続く楽な相場は、誰でも勝つことができます。

本当の意味で勝つ投資手法と言うのは、
勝ちが難しい相場で、損失を回避できる手法でしょう。

そうすれば、楽な相場では勝ち、
厳しい相場では、損失を回避できれば、
長期的に安定して運用資産を増やすことができます。

今、市場は徐々に回復に向かっています。
このまま順調に回復するかはまだ分かりませんが。

株式市場の急落後は、
その後数か月強い上昇トレンドが続きます。

その時こそ、楽な相場です。

「利益を出すこと=勝ちは正しいのですが、
「損失を最小限に抑えること=勝ちでもあるのです。

ここから楽な相場が来てほしいですね。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。