本決算発表の見どころは・・・?【田村祐一】



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ついにゴールデンウィークに突入しましたね。

多くの方が長期の連休かと思いますが、
株式市場は今日も開いています。

これを書いている現在は、
4月28日に決算発表を行った企業の
本決算発表をゆったり見ているところです。

コロナが世界に蔓延してからもう3年目に突入し、
そろそろ脱コロナが本格的に意識され始めていると思います。

とはいえ、去年も一昨年も「脱コロナ」の話をしていたので、
また、再自粛される懸念もありますが(苦笑

しかし、これだけ長く続くと、当然人々の不満も増大しており、
もう自粛なんていらないという声が強くなってきます。

日本ではまだコロナに慎重な意見が多いですが、
米国や欧州では脱コロナになっていると思います。

日本も遅からず、そうなるのではないでしょうか。

さて、脱コロナが意識されている中で、
先週からゴールデンウィーク明けにかけて、
3月決算企業の本決算発表が本格化しています。

本決算発表の見どころは何と言っても、
「2023年期業績予想」でしょう。

企業の業績予想を見て、多くの投資家は良し悪しを判断します。

市場の想定よりも良い予想が出れば株価は上がるし、
想定を下回る予想が出れば株価は下がります。

ただし、日本企業の悪い癖で、
業績予想を非常に保守的に発表する企業が多いです。

特に、コロナ禍であることを過度に意識して、
絶対に達成できそうな業績予想しか出しません。

よって、ここ数年業績予想は当てにならないことが多く、
自分で企業の見通しをしっかり考える必要があります。

自分がたてた見通しと、企業が出した業績予想の乖離が大きいほど
それはまさしく投資のチャンスと言えるでしょう。

今のところざっくりとした私の所感を殴り書きすると、

・コロナ禍で恩恵を受けた企業は軒並み苦しい
(テレワーク関連、出前関連)

・コロナ禍で苦しんだ企業は軒並み回復
(旅行、飲食[アルコール提供])

・コロナ関係なく伸びていた企業は、そのまま伸びる
(半導体関連、AI関連)

・資源関連は年前半は良いが後半は厳しいか

と言ったところでしょうか。

上記はあくまでも殴り書きですが、
実際には、もう少し数字とかを出して予想しています。

ただし、文章にすると長くなるので割愛しています。

上記の所感をもとに、企業が出す決算と見比べます。

例えば、コロナ禍で恩恵を受けた企業で、
二桁増収増益等の強気の決算を出していたら疑います。

仮に、それが達成できたとしても、
上方修正等の期待は薄いので、投資対象からは除外ですね。

一方で、コロナ禍で苦しんだ企業が、
前年度横ばい等の保守的な見通しを出した場合には、

いずれ業績上昇修正の可能性が高いので、
投資対象になると言えるでしょう。

また決算が出そろっていませんが、
狙い目は、飲食・半導体あたりでしょうか。

旅行予約サイトもそこそこよさそうですね。

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。