モヤモヤ相場でもかなり堅調に推移している○○とは？【田村祐一】

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最近の相場は上昇基調ではありますが、

かといって本格的なトレンドにはなっておらず、

はやくトレンドがはっきり決まってほしいものですね。

上昇するにせよ、下落するにせよ、大きく動いてくれないと
なかなかトレードチャンスは生まれないです。

そんなモヤモヤする相場ですが、
その中でもかなり堅調に推移しているモノがあります。

それは、、、

「金」

です。

直近、金の価格上昇が続いており、
NY金先物価格が2020年8月の最高値間近まで上昇しており、

高値更新される可能性が高くなっています。

金と言えば、「有事の金」と呼ばれ、
リスク回避資産として投資家に好まれる資産です。

2020年には金価格がすごく上昇したことで、
テレビのニュース等でも取り上げられました。

家に眠っている金を売れば、かなり儲けが出ると言った感じで、
普段は投資に興味ない人も、金に注目した時期ですね。

パチンコで買った際の景品を取っておいて、
後で売るなんて人もいました。

しかし、直近はその2020年の価格間近ですが、
そこまで世間には騒がれていない印象です。

2023年の傾向で言うと、

・米国や欧州を中心利上げが続き、景気後退懸念が根強い
・ロシアのウクライナ侵攻による地政学リスク、資源価格高騰

といった足元があります。

金利上昇局面では、景気後退懸念が意識され、
安全資産の「金」が過去に好まれる傾向があります。

そして、ロシアのウクライナ侵攻は言わずもがな、
リスク回避の金が注目される理由になります。

そう考えると、直近の金価格の上昇は妥当であり、
2020年の高値を超えてもおかしくはない状況と言えるでしょう。

一度2020年の高値を更新すると、そこからは、
世界で金を保有している投資家すべてが利益を抱えている状況なので、

買いが買いを呼ぶ展開となります。

今はそこまで注目はされていませんが、
テレビ等で取り上げられるようになると、

普段は投資に興味ない人も「金」を買い始めるので、
さらに金の価格上昇が期待できそうですね。

大勢が「金」に注目したあたりが売り時なのでしょう。

今は現物を購入しなくても、「金」のETFが充実しているので
気軽に少額から投資できます。

高値更新するかどうかは未知数ではありますが、
打診で今のうちから少し保有しておけば、

将来の高値更新で利益を掴むチャンスがあるかもしれませんね。

株式市場全体が微妙なタイミングでも、
すべての銘柄や商品が微妙なわけではありません。

何かしら上昇しているモノはあり、
そういったモノを先回りで見つけられれば

どんな相場でも利益のチャンスはあるでしょう。

ー田村祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。

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