本格的な上昇相場のスタートの始まり?【田村祐一】



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日経平均株価が2万8000円を超え、
なんとなく相場もいい感じの雰囲気ですね。

3月決算企業の本決算発表を前に、
通期業績予想の上方修正がチラホラ出ていることも、
買われやすい要因の一つになっていそうです。

足元の雰囲気が良くなり株価指数も好調なことで、
システムトレードでも徐々にトレードが発生し始めています。

トレードのほとんどは「順張り戦略」によるものです。

相場が直近の高値更新間近にいることで、
先に株価が上昇している個別銘柄は高値更新しており、

そういう銘柄が順張り戦略の条件に合致しています。

おそらく、私以外のシステムトレーダーでも、
順張り戦略でトレードが発生し始めているのではないでしょうか。

さて、ここで問題になってくるのが、
はたしてこの順張りトレードが勝てるのかという点です。

足元の状況だけ見ると、勝てそうな気もしますが、

過去に何度も上がりそうなタイミングで
バットニュースがポッと出て負けた記憶が蘇ります。

基本的に「順張り戦略」の勝率は【5割】いかないくらいです。

むしろ、5割を少し下回るくらいです。
丁半博打といっても過言ではありません。

今回も、勝つ確率は5割、負け5割だと思ったほうが良いです。

順張り戦略は、はっきりと言って勝率が非常に低い戦略です。

トレードの半分がダマシによって負けるので、
イライラが膨らみやすい戦略です。

イライラするのに、なぜそんな戦略を採用しているのかというと、
順張り戦略が儲かる戦略であるからです。

勝率が半々なのに、なぜ儲かるのかというと、

勝ったときの利益は非常に大きく、負けるときの損失は小さくて済む

戦略だからです。

いわゆる損小利大の戦略なんです。

勝率は低いものの、勝った時の利益が大きいので、
使い続けなければいけない戦略なんです。

直近の順張り戦略によるトレードが勝つか負けるかはまだわかりませんが、
勝った時の利益はびっくりするくらい大きくなるでしょう。

仮に負けたとしても、そこまで大きな痛手にはならないはずです。

2020年以降、日本株市場は非常に狭いレンジで推移しています。

特にこの2年に関して言えば、日経平均株価は、
26000円~28000円のレンジでしか動いていません。

とても狭いレンジを長期に渡って上下しており、
仮にこの後、高値更新が続いてブレイクアウトすれば、

日本株市場の大きな株価上昇も夢では決してありません。

むしろ、本格的な上昇相場っていうのは、投資家のほとんどが
「ありえないだろ」といっているタイミングからスタートします。

アベノミクス相場のはじまりである2012年12月時点で、
あそこまで日経平均株価が上昇するとは誰も思わなかったはずです。

コロナで経済が停止した2020年に
あそこまで日経平均株価が急騰するとは誰も思わないでしょう。

つまり、本格的な上昇相場の始まりでは、
投資家のほとんどがそうなるわけないと思っている状態でスタートします。

もしかすると、直近の上昇は、
本格的な上昇相場のスタートの始まりかもしれません。

確率は50%ない程度ですが(笑

順張り戦略という戦略は、負けること前提でトレードしたほうが
ストレスも少なく、気楽に運用できます。

でも、いつか数年に1度来る本格的な上昇相場が来れば、
順張り戦略がとんでもない利益を生み出してくれます。

その、数年に1度のチャンスを期待して、
今回も負けそうだと思いながら仕込みに行きます!

今回こそ、大当たりであってください(願望

 

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。