株価の下落、誰のせい!?



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From;田村祐一

 先週のメールマガジンの記事「コントロールできることに集中しよう」ですが、思ったよりも反響があって、とても嬉しいです。

 コントロールできることに集中するという考え方は、勝てる投資家が実践している行動のひとつでしょう。 運用を行う上で、私が最も重要だと思う考え方について紹介したいと思います。

 投資は自己責任!!

 それは、「投資は自己責任」という考え方です。このフレーズは、よく証券会社の営業員の口から聞くことが多いですよね(笑

 投資を行う場合には、当然損失を被るリスクが付きまといます。よって、投資家は、自分自身の判断と責任に基づいて、株式投資を行わなければなりません。 これが、「投資は自己責任」という意味です。これを聞いて、「投資は自己責任」って、当たり前じゃないか!と思ったかもしれません。そうですよね。当たり前の考え方なんです。

 ただし、これを実践できている投資家は、ほんの一握りだと思います。

 他責=一時的なストレス解消

 大多数の投資家は、「投資は他人責任(=他責)」で行動しています。

具体的に他責の例を挙げてみましょう。

・「トランプの関税引き上げのせいで損を被った。」

・「証券会社の営業員に勧められた投資信託を信じて買ったのに損をした。だまされた。」

・「本当はあがる銘柄なのに、相場の雰囲気が悪いから下がった。」

・「自分の投資法は絶対に間違っていない。社長の決算発表の仕方が悪い」

 など、例を挙げたらキリがありません。

私も恥ずかしながら、つい気を抜くと「他責」にしてしまうことがあります。。。他責にすることで、不平不満を外にぶつけることができるので、ストレス解消になります。ただし、それは一時的なものであり、問題の根本的な解決につながりません。

 他責は成長につながらない

 なぜ、「他責」をやめたほうがよいのかというと、「成長」がないからです。「他責=自分は悪くない」という考え方です。 投資を行っていると、常に勝ち続けることは出来ません。当然、失敗することもあります。そのときに、「他責」の投資家と、「自責」の投資家では差が出ます。「他責」の投資家は、責任を外に投げるので、失敗した理由を考えることはありません。

 一方で、「自責」の投資家は、責任が自分の行動にあると考えることから、失敗した理由を真剣に考えます。そして、失敗の回避方法や、回避できないにしても損失を減らすにはどうしたらよいかを検討します。

 おそらく、失敗は、1度や2度ではなく、長く投資を続けるほど、積みあがります。「他責」の投資家と「自責」の投資家では、失敗の数だけ経験値に差が出てくるのです。 そして、相場というのは、同じような動きを繰り返しています。過去の相場の動きと似た動きをする相場が未来に起こることは、よくあります。

 そのときに、「他責」の投資家は、おそらく同じ失敗を繰り返すでしょう。一方で、「自責」の投資家は、失敗を回避できる可能性が高いでしょう。

  自責はつらいが、未来の成功につながる

 前回のメールマガジンでもお伝えしましたが、他人の行動や思考はコントロールすることは出来ません。出来るのは、自分の考え方と行動のみです。私は仕事上、著名なトレーダーや投資家、億トレーダーの方とお話する機会が多いのですが、ほぼ100%と言っていいほど、投資に対して「自己責任」の考えを持っています。 みなさんの周りにいる投資家の人はどうでしょうか。「自責」の人と、「他責」の人がいるでしょうが、どちらの投資家が上手くいっているでしょうか。

 そして、自分を振り返ってみて、どうでしょうか。

 もし、少しでも「他責」になっているようならば、改めて投資は「自己責任」だと思いなおしてみてください。「自責」に考え方を変えると、失敗を振り返ることになるので、正直おっくうだし、いやな気持ちになります。しかし、「自責」に一歩踏み出すことで、あなたの未来は成功に近づくでしょう。

 

―田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。