日経平均株価3万1000円超えも視野に?



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From;田村祐一

日経平均株価は2万4000円台に突入しましたね。

ほんの数ヶ月前までは誰も想定していなかった
展開になっていますね。

今後の日本株市場ですが、
どのように推移していくのでしょうか。

本日は私なりに相場の想定をしてみますね。

さて、今の日本株市場は外部要因に恵まれ、
海外投資家の資金流入が続いています。

東証が公表している投資主体別売買動向を見ると、先週を除いて、
10月以降ずっと海外投資家は日本株を買い続けています。

一方で、日本の個人投資家は、
10月以降ほぼ売り越しで推移しています。

実は、日本株市場が大相場入りする初期の段階では、
「海外投資家の買い、国内個人投資家の売り」であることがほとんどです。

ある程度、海外投資家によって日本株市場が上昇すると、
今後は国内個人投資家が買いに転じます。
(相場にのらなきゃと焦るイメージ)

よって、今の段階は、大相場入りの
初期の段階である可能性があると考えます。

仮に大相場入りした場合には、過去の相場では
日本株市場は一貫して上昇を続け、平均30%程度株価上昇するようです。

つまり、3万1200円程度まで上昇するイメージです。

特に今年は節税対策の売りが出にくい相場でしたので、
少なくとも年内は強い相場展開が期待できそうです。

ファンダメンタル的に考察すると、
とっても良い相場であると私は判断しています。

大相場入りしたら、何を買っても儲かる相場になるので、
それに乗り遅れないように、
今の段階から少しずつ仕込みを行いたいところですね。

一方で、システムトレード的な見方をすると、
相場勘でトレードは行わないのですが、

少なくとも、長期間(約1年程度)の高値をブレイクアウトしたとき、

そのまま上昇を継続する可能性は40%、
高値更新後に利益確定売りで調整する可能性は60%

ということが、過去のシミュレーションから分かっています。

勘の良いシステムトレーダーならピンと来たと思いますが、
これは、「順張り戦略」の勝率と同じです。

高値ブレイクアウトで買い付けする順張り戦略は、
勝率がおおよそ40%程度です。

ですので、正直システムトレード的には、
どっちに転ぶかはまだ分からないといった印象です。

もちろん、順張り戦略でトレードが発生するので、
順張りトレードは行いますが、

ダマシが60%なので、押し目買い等の戦略が発動することも視野に入れて、
今使用している戦略のチェックやメンテナンスを行うつもりです。

そもそも、システムトレードは、どっちに転んでも構わないので、
あんまり相場展開には関心が薄いですよね。

斉藤正章さんをはじめ、私の周りのシステムトレーダーとかも、
相場については本当に関心が薄いです。

13日の9時頃に専業システムトレーダーの友人に
「日経平均が2万4000円超えたね」とメールしましたが、

昼過ぎに返ってきた返事が、
「あー、そうなんだー。見てなかった」ですからね(笑

ということで、結論を申し上げますと、

ファンダメンタリスト田村祐一は、「ガンガン行こうぜ」モード
システムトレーダー田村祐一は、「様子見ムード(どっちでも良い)」モード

となっております。

二束のわらじの自分にとっては、
心の中に相反する二つの相場勘があるので困っています。

運用資金をスッパリと分けて、
それぞれの判断に基づいて、粛々とトレードしますけどね(笑

このような大相場入り直前の株式市場で、
一つ気をつけたいのは、

過度にリスクオンしすぎないことだと思います。

最初は、本当にその相場勘が当たっているのか分からないので、
運用資金の一部(30%を超えない範囲)で打診買いですね。

当たっていることがある程度確認できたら、
徐々に運用資金を積み増ししていくと良いでしょう。

この時期に、運用資金の全額近い資金を投資に回すのは、
リスクが高すぎるように感じます。

そういった意味では、私の場合は、
相反する判断を下している二つの投資があるおかげで、
前のめりの投資にはならないから安心ですね。

いずれにせよ、ファンダメンタル的にも、
システムトレード的にも、今はトレードのチャンスです。

このチャンスを逃さないようにするためにも、

年末の忙しい時期ではありますが、
銘柄選定や売買ルール作りに注力したいところです。

ー田村祐一

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田村 祐一

統計データを重視したシステムトレードとファンダメンタルを組み合わせて銘柄分析を行う。株価を大きく動かすイベントに合わせて銘柄を売買する「イベント投資」にも注力。